RASのセッションには大きく5つの特徴があります。
潜在意識のさらに下にある個性本質に付いてしまった、「信じ込み」を解放します。
長年続けてきた習慣は、習慣付けでしか変わることがありませんが、解放によって「新たな習慣付け」へと移行して行くことにつながります。
出来事 + 感じたくなかった(未消化の)感情 ⇒ 信じ込み
ただの出来事があっただけなのですが、感じたくなかった未消化の感情がくっ付いて、
やがて「信じ込み」に昇格していきます。
この未消化の感情を消化させる、
つまり、くっ付いた未消化の感情エネルギーを眼球筋運動によって消化して行くことで「信じ込み」を解放します。
気になっていたことが気にならなくなったり、
これまでと違う選択肢を自然と選べたり、
人や物事への感じ方が変わってきたり、
ストレスに感じていた人間関係が適切な距離感になったり、
今まで見えなかったものに気づいたり、視界が大きくクリアに感じられたり、
変化の感じ方は人によって様々です。
※RASは、新たな習慣付けに取り組んで変わりたいという意欲のある方に向いているワーク(セッション)です。変わる意欲の無い方には不向きのワーク(セッション)となります。
ストレスを解放するということは、
過去の体験をシェアしたり、重い場面を連想される方もいらっしゃいますが、
箇条書きに書く程度で、その内容について深くお話しいただくことはありませんので、
お気軽にいらしていただけます。
筋肉反射(キネシオロジー)という手法を使い、
左右脳から情報を丁寧に聴き取り、
腕の動きからYes・Noの反応を読み取って、ストレスの根っこにある信じ込みを特定します。
特定したら、眼球筋運動という手法で、解放します。
これは、ひたすら目を動かしながら、「私は○○だと感じています。」と、
根っこにある未消化の感情をただ言い続けるだけです。
目をひたすら動かすことにより左右脳を活性化させて、信じ込みを解放していきます。
※眼球筋運動は、2013年にWHO(世界保健機関)により、「患者への負担が最も少ないトラウマに対する療法」として認められた手法です
RASでは、顕在意識も潜在意識も扱いません。
ただ一直線に、個性にくっついている信じ込みを外すだけです。
個性に付いた根っこの信じ込みを解放するため、
自然と、顕在意識も潜在意識も変わって行きます。
個性本質のままに、つまり信じ込みが無い状態で、感じる感情を体感できるようになるので、
本来のパワフルなエネルギーで、自分の人生を生きることにつながっていきます。
RASセッションでは、ファシリテーターがお客様のストレスを解放しているのではありません。
お客様ご自身が、ご自身の力により、信じ込みを根っこから解放しているのです。
ファシリテーターは、ただ腕の動きを読み取るだけの「身体の通訳者」です。
セッション中に、ファシリテーターの意図やコントロールが入る余地はありません。
RASセッションを提供できるようになるために、ひたすら自分の内側を解放し、
自分自身と向き合い続け、セッションを提供できるようになりました。
なぜ、セッション提供者が自分自身の信じ込みを解放しなければいけないのかは、
お客様と同じ「痛み」をもっていると、痛み同士が共鳴し合い、
適切に腕の動き(筋肉反射)を読み取ることができなくなるからです。
お客様の身体から、適切な答えを通訳できるよう、ファシリテーターは自分の内側を解放して、
初めてセッションが提供できるようになります。
※RASセッションは医療行為ではなく、学術的ワークです。